平面図では分からない違和感 建築家と建てる家 R+house薩摩川内
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1月もあっという間に
10日が過ぎようとしています。
先週はまだ
お正月真っ只中でしたよね。
本当に時間の過ぎるのが
早く感じられる今日この頃です。
先週は
建築家さんの繊細なお仕事についての
言語化について
「間取り」を例にお話を
進めさせていただきました。
今日はその続きになります。
先週の記事で
間取り図について少し
詳しくお話しましたが
ご理解いただけたでしょうか?
間取り図とは
部屋の種類
(リビング・ダイニング・キッチン
子ども部屋・書斎・トイレ・浴室
など)と
ドアや窓の位置などの
レイアウトを表したものです。
得手不得手はあると思いますが
空間認識が得意な方は
この間取り図と完成した外観の
写真を見れば
家の中に入らなくても
ある程度
家の中の様子を
把握することができると
思います。
もちろん
そんなことできなくても
ちゃんと家は建つので
安心してくださいね!
では,
完成した外観の写真や図と
間取り図で
家の中の様子がわかるのなら
やはり間取り図ってすごくない!
と思いませんか?
私はそう思っていました。
もちろん間取り図は大切ですし
家づくりのベースになるものに
変わりはありません。
私が戸建てを建てた時も
マンションの設計変更を
したときにも
ほぼほぼこの間取り図のみで
話をしてきました。
補足になりますが
以前のブログにも書いていますが
私は戸建ての間取りを
自分で決めて家を建てたことが
あります。
マンションを新築で
購入したときも
設計変更をしていただき
その時の間取りも自分で決めました。
どちらも
間取りは自分で決めて
設計図は設計士さんに
お願いしてあります。
そんな経験もあって
間取り図を決めれば
ある程度自分の思った
カタチになること
自分の暮らしの癖に合わせた
間取りなので
過ごしやすいことは
実感済みでした。
そんな2つの家は
いま現在手元にはないのですが
先日夫とこんな話をする
機会がありました。
「今更だけど
あの家、いま一歩足りない感じ
だったよね。
間取りも自分たちで決めて
床や壁の素材にもこだわって
無垢材の床にしたり
塗り壁にして良かったよね。
でもさ
キッチンの作業台の素材や
塗り壁に対する巾木のあり方とか
天井の高さとか
部屋全体のつくりのあり方とか
窓の配置とか大きさとか
もう少し何とかなった気が
するよね。
でもあの時の自分たちの知識と
工務店さんの経験値だと
あれが限界だった気がする…」と。
私も夫も
家に対しての関り方は違いますが
家に対する感覚は
似たものを持っています。
家を売却して4年
家づくりを経験して13年に
なりますが
当時の家づくりに対して
先ほどのような感覚で
話をしたのははじめてでした。
私もR+house薩摩川内の
家づくりを通して
建築家が作る家というものに
触れるようになり
その影響で
建築家の作品の載った書籍を
家で見たり
動画を見たりすることが増え
つられて夫も一緒にみるので
少しですが
自分たちが家づくりをしたときよりも
家に対する感度が上がったように
思います。
そんなこともあって
自分たちが建てた家に対する
漠然とした欠点のようなものが
具体的に見えてきたのかも
しれません。
私が作った間取り図と
建築家さんが作った間取り図では
比較にならないのは
もちろんなのですが。
私たちが
「なんだか…」と感じた部分は
天井の高さだったり
塗り壁なのに巾木が主張している
ところだったり
キッチンとは別に作った
作業台の素材や作りの感じだったり。
どれも間取りに対しての
不満ではなくて
空間自体に対する
不満というか
不満までは行かない
違和感のようなものでした。
まさに先週言語化した
間取りを作ることが
建築家の仕事ではなく
空間自体を設計することにある
ということではないかと
思いました。
家は平面ではありません。
間取り図で組み合わせた
パーツひとつひとつが
立体で
それが集まって
さらに家という立体を
作っています。
そしてそれぞれに
空間というものが存在します。
その空間には
家ですので
必ず人がいて
立ったり
座ったり
歩いたり
寝たり
会話したり
食事をしたり
と動きもついてきます。
そして
その空間には
空気が流れて
日が差すなど
人間以外の動きも
加わってきます。
そして何より
その空間自体に対して
人間は快と不快を
感じ分けて行きます。
それらすべて網羅して
建築家さんは
設計して行くのです。
すごくないですか?
少し長くなってしまったので
続きは次回!
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
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