その家 将来の老いた自分を支えてくれますか? 建築家と建てる家 R+house薩摩川内
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お家づくりのヒントになるお話を
さまざまな視点からお伝えしております。
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9月も丁度半分を
過ぎようとしています。
暦の上では秋なのですが
まだまだ暑いですよね。
それでも
食欲の秋
運動の秋
読書の秋
芸術の秋
と言われているので
気分としては
なんかやる気が出る感じがするのは
私だけでしょうか?
楽しみが増えたり
楽しめる気分を最大限に
活かして
充実した時間を
お過ごしくださいね。
さて今日の内容は
先週の続きとなっています。
ご興味ある方は
前回の記事もお読みくださいね。
義母が体調を崩したのは
県外への移動が制限されていた
あの時期のことでした。
少しづつ
歩けなくなってはいたのですが
義母は我慢強いこともあり
私たちは,その深刻さを
想像することができずにいました。
ようやく
実家に足を運べたのは
義母が救急車で運ばれて
入院したあとでした。
そこで
家の中の状況を目の当たりにして
初めて
義母の苦しさや大変さを
知ることとなりました。
あんなに綺麗好きで
庭の手入れまできちんとしていた義母
そんな義母が住んでいたとは思えないほど
家の中はものが散乱していて
足の踏み場もないほどでした。
歩けなくなった体で
少しでも自力で移動できるようにと
義母は1メートル程の間隔をあけて
いくつも
座椅子を配置していました。
その周辺には
生活に必要なものが
あれこれと置かれていました。
台風が来たら
自分で雨戸を閉められないからと
お友達に頼んで
閉めていただいたようで
その雨戸は
ずっと閉じられたままとなっていました。
こんな状況のなかで
一人頑張って生きていたのかと思うと
なんともやるせない気持ちになりました。
玄関周りや廊下には
手すりをつけることができていましたが
義母がいつも過ごす居間やキッチンは
窓・隣の部屋や廊下に続く扉で
壁面がほとんどなく
手すりを取り付けることは
難しかったようです。
トイレへのアクセスも
配置的に難しく
とても苦労したのではないかと
想像されます。
トイレ内には手すりがついていても
そこから移動するための
続きの手すりがない…と言う感じです。
廊下の幅やトイレの位置的にも車椅子すら使えない状況でした。
私たちが
すぐ傍に住んでいれば
まだどうにかなったと思うのですが
同じ九州とはいえ350キロメートル程
離れていますし
タイミング悪く
行き来することも難しい時期に重なり
もどかしい思いをしました。
義母が入院した後の家の様子を
振り替えってみても
トイレの位置や
扉や窓の配置
年齢を重ねて
体の自由が効かなくなった時の
台風などの災害への対策法など
建てる時に少しでも
考慮しておけば
少しでも違う結果になったのではないか…
と考えていました。
仮に
R+house薩摩川内のモデルハウスに
義母が体の調子を崩してから
誰の手も借りずに
暮らしていたとしたら…
完ぺきではないにしても
もう少し
人間らしく暮らせたのかな…と
思うところはあります。
草花が好きな義母でしたので
どの部屋からも庭や外の景色を
を望めることができる環境は
活力を与えてくれたかも
しれません。
回遊できる廊下やファミリースペース
そこから続く
家事室やクローゼットも
手すりの配置を工夫すれば
リハビリにも使えそうです。
トイレが併設の脱衣場も
実家に比べれば
とてもアクセスしやすいように
思います。
また高気密高断熱で
温度差の少ない室内での生活は
体に優しかったかもしれません。
少しの差かもしれませんが
それが積み重なると
人は大きなダメージを
受けたりするのかもなぁ。
それと同時に
少しの工夫の積み重ねで
人はすごく助けられることが
あるのかもしれない…
とこの記事を書きながら
新ためて感じました。
まだ若い内の家づくりで
介護を見据えた家を作ってくださいね。
とは言いません。
ですが,少し意識しておくことで
将来のご自身を
大きく支えてくれることになるかも
しれない。
ということを心のどこかにおいておくことは
家づくりの可能性と完成度の高さを
引き上げてくれるかもしれないです。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
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