家が役目を終えるとき 建築家と建てる家 R+house薩摩川内
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こちらのブログでは R +houseついてのお話や
お家づくりのヒントになるお話を
さまざまな視点からお伝えしております。
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9月も2週目になりました。
運動会の練習をする音楽が
ちらほら聞こえてきています♪
夏休み明けで
まだまだ生活のリズムも戻らない
時期かもしれませんので
体調を見つつお過ごしくだいね。
私は,この夏
家の大片付けをしました。
それも自宅ではなく
義実家です。
実は
今年初めに,義母を亡くしました。
病状に変化があり
最後の時間が近づいても
県外に住んでいるために
思ったように
会うことも叶いませんでした。
この距離がもどかしい
そう何度も感じました。
その距離のもどかしさは
義母を見送った後も
続くことになります。
それでも
大切な義母を
思う気持ちで
何度となく
行き来して来ました。
ここで義母と家のことを
少しお話させてください。
義母は,主人が小さい時から
過ごしてきた実家に
最終的には一人で住んでいました。
主人が小学校に入学するタイミングで
新築の家を建て
家族4人での生活をスタートさせました。
それから時間が流れて
義父が早くに旅立ち
子どもたちもそれぞれに
独立して
義母は
本当に長い間
一人で暮らして来ました。
綺麗好きで
庭仕事が
大好きだった義母は
広い庭の手入れを続け
ご近所の方が
庭を眺めにくる程でした。
家は,
2階建て。
一階は,6畳の和室が2部屋
8畳の和室が1部屋
ダイニングキッチン
浴室 洗面脱衣所 トイレ
吹き抜けのある広い玄関
縁側
二階は,8畳の和室と
8畳の洋室
6畳の洋室が2部屋と
廊下
和室にはそれぞれ
押し入れもついいます。
自分で掃除をして感じるのですが
相当な広さです。
ここまでは前置きで…
この家での義母の様子や
片付けを通して気づいた
家に関することを
これから
数回に渡ってお伝えしてみたいと
思っています。
家を作る時って
夢いっぱいで
家ができたら
楽しいことばかりが
たくさん待っていると
想像してしまいますし
家の広さについても
希望が膨らめば膨らむ程
広くなりがちな傾向に
あるように感じます。
ですが
家もずっと新築ではないですし
いつかは
その役目を終えて行く時が
やって来る可能性もあると
いうことを
少し心の片隅において
家を建ててみることも
もしかしたら
いい家づくりをするために
役立つのかもという視点で
お話できたらいいなと思います。
ここまでの内容を
お読みいただいて
いろいろと感じていただいたり
考えていただけたりしたことも
あったのではないでしょうか。
家づくりは
希望に満ちて
楽しいことも多いですので
そのベースは保ちつつ
少しのスパイスとして
このシリーズのお話を
取り入れていただければ幸いです。
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
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